2026年03月22日
【第7回 Start Up 99】最終審査会まとめ/サンライズアンドブロッサムズ株式会社の野島翔平さんが大賞!
お知らせ

2026年3月7日(土)、第7回西九州させぼ広域都市圏ビジネスプランコンテスト(Start Up 99)の最終審査会を開催しました。
「新規性や成⻑性が⾼いもの」、「地域資源の活⽤や地域課題解決に繋がるもの」というビジネスプランの募集に対して、31チームが応募。今回より「近く事業化を考えている⽅や創業初期の⽅を対象」とした事業化の部と、「事業化の予定は今のところないけれど新たな斬新なアイデアを披露したい⽅向け」のチャレンジの部の2つの部門に分かれ、一次審査を突破した10チームが頂点を目指し、プレゼンテーションに臨みました。
本記事では、コンテスト当日の様子や受賞したビジネスプランをご紹介いたします。
地域を越えたイベントに成長
本コンテストは「新しい価値の創造」と「持続可能な経済成長」を目指し、「起業家精神の醸成」や「地域課題の解決」を目的とするもので、今回で7回目を迎えます。
開会にあたり、宮島大典佐世保市長から来賓挨拶が行われました。コンテストの愛称である「Start Up 99」について、佐世保市が誇る「九十九島」と重なることに触れ、「99」には「数多くの」という意味があり、「数多くのスタートアップが佐世保から始まって花を咲かせてほしい」という大きな期待が込められていることが語られました。さらに、全国からの応募についても「地域を超えたコンテストになっている」と、その広がりと熱気への喜びが伝えられました。

宮島市長

会場の様子
これまでで一番審査が難しかった…激戦が繰り広げられた最終審査会
エントリーは地元西九州させぼ広域都市圏のみならず、福岡、大阪や東京など全国からエントリーがあり、計31チームの応募が集まりました。今年の特徴としては、昨年より高校生のエントリーの裾野が広がってきていることがあげられます。また、本年度から始まった佐世保起業家育成プログラム「SASEBO STARTUP COMPASS(サセボスタートアップコンパス)」のメンバーも最終審査に選ばれました。
第1回から審査委員長を務める岸原稔泰氏(一般社団法人Startup GoGo代表パートナー)は、「全体的に差がなく、過去1番審査が難しかった」とレベルの高さに言及。さらに「身近な課題や地域の課題を元に、自らの力で考えてビジネスとしてどう解決するかを真剣に考えたことがプレゼンに表れていた」と出場者を称賛しました。
審査の待機時間には、会場後方の発表者ブースにて交流会を開催。発表者と協賛企業の皆様、関係者の間で活発な意見交換が行われ、今後のビジネス発展に繋がる貴重なネットワーキングの場となりました。

岸原審査委員長
受賞したビジネスプランの紹介
事業化の部 大賞
『マンガを読むだけで学校の勉強についていけるようになる塾「まんがベース」〜障害のある子どもの学習課題を解決する〜』
野島 翔平さん(サンライズアンドブロッサムズ株式会社)
発達障害や勉強が苦手な子どもたちに向け、漫画を活用して学習内容を分かりやすく教える新しい学習塾のプラン。生徒自らが先生役になって学んだ知識をスタッフに解説するアウトプットの仕組みを取り入れ、高い学習定着を実現する。
| 《受賞者のコメント》 このような場で認めていただき大変嬉しく思います。皆様からいただいたフィードバックや応援の声を受け、より頑張らなければならないという気持ちです。 |
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| 《審査員から》 学習に問題を抱えている人たちに対するアプローチとして共感が強かった。ぜひ事業の実現を図っていただき、困っている方の助けになってほしい。 |
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野島さん
事業化の部 準大賞
『True Camera~WEB3を活用したフェイク画像対策システム〜』
小池 勇琉さん(合同会社えぬじー)
AIによるフェイク画像の蔓延という課題に対し、撮影した写真が編集されていない本物であることを証明するシステム。位置情報や撮影時間、本人確認、ブロックチェーン技術などを活用し、自治体や保険会社、メディアなどでの導入を目指すビジネスモデル。
| 《受賞者のコメント》 前回に引き続きこのような賞を受賞でき大変嬉しいです。このビジネスを進めるうえでは様々な方にお世話になっており、今後も佐世保全体を引っ張っていけるように頑張ります。 |
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| 《審査員から》 佐世保の起業家を引っ張っていく存在として期待している。前回の発表から実際に事業化を進めている点も含め、実現に向けて頑張っていただきたい。 |
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小池さん
チャレンジの部 大賞
『自動航行船×データプラットフォームによる海洋ゴミ回収ビジネス』
佐世保高専Bチーム
深刻化する海洋ゴミ問題を解決するため、AIやIoTを搭載した自動航行船を用いてゴミを回収するプラン。回収したゴミの種類や量、海の状況などのデータを企業や研究機関に提供し、スポンサー料を得ることで収益化と環境保全の両立を目指す。
| 《受賞者のコメント》 ビジネスプランコンテストという場は全員初めてで、緊張しながら準備してきましたが、このような賞をもらうことができて大変嬉しいです。 |
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| 《審査員から》 海洋県である長崎の「海洋ゴミ」や「人手不足」といった課題に対する着眼点が良かった。実証ができるような取り組みをぜひ進めてほしい。 |
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佐世保高専Bチーム
チャレンジの部 準大賞
『オオギリズム〜日常の気まずさが、大喜利で笑いと自信に変わるゲーム開発〜』
筬 葉月さん(伊万里実業高等学校)
SNS中心のコミュニケーションが増える中、対面での会話に苦手意識を持つ学生向けに、会話での瞬発力を育てるカードゲームを開発。日常の気まずいシチュエーションに対して、大喜利形式で答えることで、楽しみながらコミュニケーション能力を鍛える。
| 《受賞者のコメント》 賞をもらえると思っていなかったのでとても嬉しいです。審査員の皆様、プレゼンの時にご協力いただきましてありがとうございました。 |
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| 《審査員から》 あえてアナログなカードゲームを選んだのが面白かった。学校での研修や家庭など、コミュニケーションが難しい世の中で活用できる非常に魅力的なアイデア。 |
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筬(おさ)さん
企業賞
『MAGOCORO(マゴコロ)』
市丸 颯汰さん(長崎県立大学 起業サークルFirpen)
AIが高齢者に「教えを乞う」ことで尊厳を守るおしゃべり見守りデバイスが、以下の4賞すべてを独占受賞するという快挙を成し遂げました。
- 株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ賞
- トラストパーク株式会社 賞
- パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社 賞
- 株式会社エミネントスラックス賞

市丸さん
![]() きーほるだー(佐世保商業高等学校) |
![]() 濵田さん |
![]() 赤石さん(伊万里実業高等学校) |
![]() 鶴田さん |
![]() 佐藤さん(Utility Works) |

プレゼンターへ質問する審査員

交流会の様子

交流会の様子









